決意からオープンまで

ソーセージ、カレー、ケチャップ・・・・日本人の大好きな物の組み合わせ。 そしてメチャクチャ美味しいカリーブルストを出す店が日本にはない・・・
正確には、全く無いのではなくあるにはあるのですが、現地と同じ物を、同じスタイル、同じような価格で出しているお店が、 日本にはどこにもなかったのです。もしあれば、間違いなくそのお店に通って常連になっていたことでしょう。 自分も食べたいし、だったら自分でお店を出すしかない! と決心するまで、それほど時間は掛かりませんでした。
2008年にカリーブルスト専門店をオープンすることを決意します。
飲食業界・ソーセージに詳しい店長も賛同してくれて、仕事を辞めて仲間に加わってくれました。
(ほんまにええんか? 俺責任取れんぞ・・・とは言いませんでしたが)
とにかく美味いカリーブルスト店を出す為、全力を挙げることを誓い合いました。

それからドイツに渡ること10回余り・・・・
カリーブルスト発祥の地と言われる:ベルリン、もう1つの発祥とされる:ルール地方各地、ドイツの玄関口:フランクフルト、大いなる田舎町:ミュンヘン、ハンブルグ、ドレスデン、ライプチヒ・・・・ドイツ全土を駆け巡り、 本当に美味しい物を求めて100件以上のカリーブルスト専門店を訪ねて歩きました。

そしてお店で出したいカリーブルストのスタイルは決まりましたが、今度は日本国内で納得のいくソーセージが全く見つかりません。
安価な物は全く話になりませんし、ほとんど輸入もされていない。 国産で美味しいと思える物は、 ドイツと比べて大きさが小さい上に高すぎて、店で出すとソーセージだけで1本1000円以上になってしまう。 するとドイツのような誰でも食べられる軽食には成りえない。最初にぶつかった大きな壁で、結局この問題は解決出来ませんでした。

本物を出すのはあきらめるしかないのか・・・・・
その時店長が一言。「ドイツで作ればいいんじゃないですか?」と。
アホちゃうかと思うと同時に、アホな私はそうやん! と即渡独。現地ソーセージメーカーを訪問しました。
そこでまた壁が・・・。

ドイツのソーセージは、そのままの原材料等では規制により日本に輸入出来ないんです。
といっても、もう引き下がれないので、日本の法律に合った原料を使って本場の味を日本へ持ってくるための最低限の改良を行い、 試作、試食を繰り返して、やっと2種類のソーセージが完成しました。

そして、次の課題。
日本にはない味の再現としてソースの開発に取り組み始めました・・・。